普通のリーマンパパの育児ブログ

栃木県に住む普通のサラリーマンパパの育児記録です。

生後2か月 親として災害時子供をどう守るか 被災した時の記憶

はじめに、2024年1月1日の北陸自身で被災された方にお見舞い申し上げます。

 

正月早々に、大きな地震が起き、東日本大震災で被災した私としては身が引き締まる思いだった。特に子供が産まれ、親になったという立場の変化から、災害時に子供をどうやったら守れるのか、考えておこうと思う。

 

過去の回想

東日本大震災の時は高校生で、英語の授業中だったことを今でも覚えている。

私の地元は茨城県の北部で、福島や宮城ほどでは無いにしろ、大きい揺れと津波が来ていた地域だった。授業中に地震が来て、皆校庭に避難し、寒い中2時間ほど、ずっと待機していた。その後帰れる人は帰りなさいと指示があり、いつもは電車で登校しているが、いかなる交通手段も使えないため、徒歩で友人と帰ることになった。

帰り道、ブロックの壁が倒壊していたり、各種破損した道路や建造物を目の当たりにしながら帰宅した。しばらく歩いて帰ることが出来たが、家では壊れた食器を片付けた後だった。大きな損傷や、怪我などはなかったものの、電気と水道は止まっていた。そのため、食事をするときもラップを敷いて、使い捨てにしたり、夜は懐中電灯で生活した。もちろん風呂には入れず、トイレは、父親が近くのため池から水を汲んで来てくれて、流すことは出来た。

電気は3日後、水は約1週間後に復旧したが、私にとってかなり困難な状況であったことは間違いない。

 

この経験から、その後、常に非常食を備蓄したり、寝床の近くに倒れてくるものを置かないようにしたりしているが、改めて簡易トイレがないな、とか、子供の活動場所に落下しそうなものがあるな、とか思いつく。この年始休みで対策を考えて実行する予定だ。

 

話は少し変わって、私は大きい震災があったとき、少額ながら寄付をしたり、ふるさと納税の際、被災した地域に納税しているが、本当は落ち着いた後、ボランティアに行くことが大正義なんだろうなとも思う。赤い羽根募金の不正や、24時間テレビの募金でも着服があったり、募金というものは、正直あまり意味を成していないのかもしれないと思い、募金はやめようと思う今日この頃。被災地に直接還元出来る、ふるさと納税という制度があって本当に良かった。納税するだけでもよし、物品をもらっても、その土地の企業が利益を得て、その土地の経済の維持に貢献できるので良い。

公的機関だけが金を得ても、その土地で商売する人がいなくなったら、他の地域に出ていってしまう人が増え、結果的にその土地にマイナスになってしまうこともあるだろう。

 

個人的に、ずっとテレビをつけて、被災状況を逐一見て悲しんだり、哀れんだりする行為は何も意味がないと思っている。

皆様も、被災地に思いを寄せるだけではなく、自分なりのできる行動で、被災地の方の利益になるよう、試行錯誤して頂けると嬉しいです。

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